JA紀南広報誌

2013年6月号p14-01

2013年6月号もくじ

茶の栽培を50㌃に拡大  

台切りで茶樹の若返りも
白浜町市鹿野・清水哲治さん  

寒冷紗と台切りを試みた清水哲治さん

 【大辺路営農室】名産“川添茶”の産地である白浜町市鹿野地域で、4月20日から今年産の一番茶の収穫が始まった。一帯に茶畑の広がる滝地区でもいたる所で茶摘みの光景が見られる中、同地区の清水哲治さん(65)も摘み取り作業に励んでいた。
 清水さんは、茶の防霜対策として、部分的だが茶畑に寒冷紗を被覆しており、その個所は保温効果もともなって、より品質の高い茶葉に仕上がっている。
 2年前からは、茶樹を若返らせるための“台切り”にも取り組んできた。枝を刈り込むことにより、しばらくの間は収量が落ち込むが、多くの新芽が出て収量が安定するようになるという。
 清水さんはこれまで約30㌃の園地で茶栽培を行ってきた。今年産からは栽培ができなくなった農家の園地を約20㌃借り受けて栽培面積を増やすなど、地域の茶農家の若手として茶栽培に意欲を見せる。
 市鹿野地域は、日置川の清水と、昼夜の気温差が大きいという気象条件から、旨みのある茶を栽培できる適地として、50年以上前から茶栽培が行われてきた。
 今年の収穫量は昨年をやや下回るものの、春先の気温が例年より高かったため、昨年に比べ1週間程度以上早い収穫開始となった。

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