JA紀南広報誌

2013年5月号p26-01

2013年5月号もくじ

JA女性会つどい・家の光大会  

体験発表
「アロハ」の心で輝きたい  

中本 京子さん 日置川ブロック

 私がフラダンスと出会ったのは、3人の子どもを授かり、体型に悩みを持つようになった頃です。
 偶然目にしたチラシでフラダンスの体験レッスンがあることを知り、すぐに申し込みました。
 元々、身体を動かすことが大好きで、若い頃からいろいろなスポーツやダンスを楽しんできましたが、フラの動きや音楽が今までになく、とても身になじむ感じを覚え、その魅力にどんどん惹かれていきました。
 皆さんもご存知だと思いますが、ハワイの挨拶で「アロハ」という言葉があります。
 「こんにちは」や「さようなら」そして「愛」など、色々な意味で日常よく使われています。
 私は、この言葉の語源となる意味にも共感しました。
 この「アロハ」という言葉は、ハワイアンが昔から大切にしてきた5つの言葉の頭文字から出来た言葉です。
 まず、「A・L・O・H・A(アロハ)」の「A」はハワイ語でAkahai、「品位」と言う意味です。
 「L」はLokahi、「調和」。
 「O」はOu olu、「喜び」。
 「H」はHaa haa、「謙虚」。
 最後の「A」はAhonui、「忍耐」です。
 優しく親切であること、一緒に1つの心になること、温和な態度、謙虚で慎み深く、忍耐強くある。
 これらの言葉は、私の人生の目標です。
 私は現在、JA女性会に在籍し、月に数回行われているフラダンスの講師をさせていただいています。
 きっかけは、日置川ブロック長から「新しい女性会活動として、フラダンスを教えてほしい」というお誘いがあったからです。
 当初は、1年間というお話だったので、あまり深く考えず、「楽しそうだし、ちょっとやってみようかな?」というくらいの軽い気持ちで引き受けました。
 初めてレッスンした日は、思っていた以上にたくさんの方が集まって下さり、おまけに大半が私の知っている近所のおばちゃん達。
 「京ちゃん先生」と呼ばれ、何だか気恥ずかしさと、緊張が混ざり合い、終始しどろもどろで、なんとか1時間を持ちこたえた、という感じで皆さんに申し訳なく思ったことを覚えています。
 教室の生徒さんは、色々な年代の方がおられ、世代を超えていつも和気あいあいと楽しくレッスンをさせてもらっています。踊っている皆さんは、とても生き生きと、パワフルに、時には妖艶にと、いつも輝いています。
 特に、私の母のような年代の方が「いっこも覚えられんわ」と言いながらも、休まずレッスンに来てくれ、踊りを覚え、しっかりとステップを踏んでいる姿は、尊敬の一言です。
 それと同時に、「負けてられない!」といつも奮い立たされます。
 毎月、楽しく刺激を受けながらレッスンを続けているうちに、教室は今年で6年目にはいります。
 今では、JAフラガールとして、老人介護施設に慰問に行ったり、各種イベントに参加させてもらっています。
 舞台に上がる時には、普段では絶対に着ることのない衣装やドレスを身につけ、つけまつげをし、お化粧をバッチリと決め、皆さんと一緒に楽しいひとときを過ごさせていただいています。
 皆さんから、「楽しかったよ、ありがとう、また来てな」とお声かけをいただくことが、私たちの最大の喜びであり、「もっともっと練習して、いい踊りを見てもらいたい!」と次への原動力にもなっています。
 このように、少しでも地域に貢献できる活動をさせてもらえるのも、JA女性会に入っているからだと思います。
 また、女性会活動のイベントや教室に参加する事で、普段なかなか経験する事のできない事をたくさん体験させてもらっています。
 昨年末にも、しめ縄作りに参加しました。
 作り方はもちろん知りませんでしたが、材料の1つ1つに意味があるということも教わり、とても勉強になりました。
 参加者は、人生の先輩方が多く、稲わらも初めて触るどんくさい私に、皆さん優しく教えてくれ、手伝ってくれました。
 みんなと一緒に楽しく、協力しあい、1つの事に取り組む。
 女性会活動は、まさしくアロハの精神だと思います。
 たくさんの人との出会いを作ってくれて、色々な経験を与えてくれる女性会活動、そしてフラダンスは、私にとってかけがえのないものになりました。
 教室を始めた頃は、子ども達もまだ小さく、熱を出したり、体調を崩した時などは、後ろ髪を引かれる思いで、夜のレッスンに出かけたこともありました。
 でも今では、お風呂のそうじを手伝ってくれたり、時には食事の後片づけをしてくれたりと、一番の協力者で、理解者になってくれています。
 そんな家族のありがたさを、しみじみと感じています。
 今後も、日置川ブロック、すさみブロックのフラダンスチームの活動が、多くの皆さんに知っていただき、楽しんでもらえるように。
 そして、何より、生徒の皆さんが輝いている姿をいつまでも見続けられるように。
 「アロハ」の気持ちを大切に、私自身も磨きをかけて、輝けるよう頑張って行きたいと思います。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional