JA紀南広報誌

2013年5月号p09-02

2013年5月号もくじ

スモモ  

◆病害虫防除  

○灰星病
 開花時期から果実成熟期まで発生する病害で、発生適温は20度から25度とされている。収穫が近づくと果実の裂果やヤガの吸傷により感染し、ミイラ果を発生させる。さらには降雨により助長されるので注意が必要となる。近年ではスモモへ散布できる防除薬剤も増えてきているので、収穫時期や収穫前日数を考慮して薬剤を選択する。

○ウメシロカイガラ
 発生生態等については、梅での記載を参考にして防除を行う。薬剤は、ダーズバンDFを散布する。

○ハダニ
 園地が乾燥してくると多発する場合がある。密度が増えると落葉が激しくなり、以後の果実肥大へ影響する場合があるので注意が必要となる。

◆摘果  

 肥大状況を見て、仕上げ摘果を行う。園地が乾燥し、肥大が鈍い場合は灌水も検討する。

◆マルチ被覆  

 「大石」、「シンジョウ」は早期出荷や着色向上により有利販売を目指す。被覆時期は、収穫に2週間程度を目安として行い、徒長枝の整理により調整する。

◆施肥  

 「ブランコット」、「ソルダム」は実肥の時期となる。葉色や結実により加減が必要となるが、隣接樹が大石の場合は着色遅れに注意する。施用資材としては、梅実肥408、またはとくとく化成460などがある。(防除薬剤は、栽培暦等で倍数、収穫前日数、回数を再確認の上、使用する)
(芳養谷営農室・三谷秀彦)

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