JA紀南広報誌

2013年4月号p22-01

2013年4月号もくじ

事業所ごとに地震津波対策  

串本支所皮切りに避難訓練  

駆け足で避難場所をめざす串本支所職員ら

 東日本大震災発生から3月11日で丸2年、紀南地方でも「南海・東南海地震の30年以内の発生確率が60~80%」と言われる中、JA紀南では各事業所の地震津波対策の策定を進めています。2月21日には、串本支所で津波襲来を想定した避難訓練を実施しました。
 JA紀南には、支所・Aコープ・給油所など多くの事業所がありますが、そのうち日置・すさみ・串本地区の事業所を優先して平成24年度中に地震津波対策をまとめました。これら事業所は津波の到達予想時間が地震発生から5分以内と早く、海抜は10㍍以内。津波の最大波高は管内で最も高い18~20㍍が想定されています。
 本所総務部では昨年秋から、現場担当者からの聞き取りを行い、地震発生時の情報収集、業務の継続判断、避難場所の設定、避難誘導の方法など、津波警報や大津波警報等の津波の規模に分けて対処方法を決めたところです。
 JAでは、災害の際の対策実行意識を現場に浸透させるため津波避難等の訓練を順次開くこととしており、串本支所に続いて、3月中には日置支所、AコープVASEOでの避難訓練を予定。25年度も範囲を広げて継続実施します。
 串本支所の避難訓練では、大津波警報発表と10分後の津波第一波到達を想定。15人の職員が参加し、緊急閉店と約400㍍離れた高台への徒歩避難を実践。また消防署員による消火器講習も行いました。
 担当の総務部は「津波対策も東日本大震災によりそれまでの常識が塗り替えられ、ますます危機感が増している。明日起こるかもしれない南海地震や大津波への対策を日頃から訓練することは無駄にはならない」と話しています。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional