JA紀南広報誌

2013年4月号p20-03

2013年4月号もくじ

ウメ輪紋ウイルス警戒を  

県うめ研ら研究成果発表
紀州うめ研究協議会  

 田辺市のシティプラザホテルで2月26日、「平成24年度ウメ研究成果発表会」が開かれ、県うめ研究所(みなべ町東本庄)の研究員やJA営農指導員が梅の病害虫や肥培管理に関する研究結果を報告した。
 JA紀南、JAみなべいなみと生産者組織、行政などでつくる「紀州うめ研究協議会」の主催。梅農家ら200人が集まった。
 和歌山県への侵入発生を警戒しているウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)について研究員からは、「葉の緑色が抜けドーナツ状の紋が出る」といった症状の特長が紹介された。
 近畿では和歌山・京都を除く4府県で発生が確認されている。観賞用の花梅を介して伝染が疑われる中だが、「感染後の潜伏期間は3年だ。疑わしい症状があれば、早急にうめ研究所(電話0739・74・3780)まで連絡してほしい」と呼びかけた。
 梅の衰弱や枯死につながるコスカシバやキクイムシの被害防止策の発表では、コスカシバ防除のフェロモン剤であるスカシバコンLの設置は、その効果発揮のため地域全体で取り組むこと、多発園では掘り取っての補殺と梅休眠期の薬剤散布の併用を求めた。
 JA紀南の田中大介営農指導員(三栖谷営農室)は、マシン油を使ったウメシロカイガラムシの防除効果と梅に与える影響について現地試験事例を発表した。

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