JA紀南広報誌

2013年4月号p16-02

2013年4月号もくじ

花き  

◆病害虫防除  

○アブラムシ類
 花き施設内ではアブラムシ類が周年発生するが、春先の温度上昇でさらに発生しやすくなる。モモアカアブラムシ、ワタアブラムシなどによる新梢や下葉への被害が多い。
 多発すると生育阻害や排泄物による汚染で商品価値を損なう。また、ウイルス病の発生する植物では、媒介源となるため注意する。
 防除は、発生初期に的確に行うことが重要。花き類のアブラムシ防除薬剤として、モスピラン顆粒水溶剤(4000倍・発生初期・5回以内)やオルトラン水和剤(1000~1500倍・発生初期・5回以内)などがある。

○ハダニ類
 ナミハダニやカンザワハダニなどで葉緑素が白くなり縮葉、黄変する。施設栽培では、ハダニの最適生育条件となるため被害の進行も早い。
 早期発見に努めるとともに、防除では、薬剤の抵抗性がつきやすいことから同一薬剤の連用を避ける。ハダニ類の防除薬剤としては、バロックフロアブル(2000倍・発生初期・1回)、ニッソラン水和剤(2000~3000倍・2回以内)、ダニサラバフロアブル(1000倍・発生初期・2回以内)などがある。
(三栖谷営農室・田中大介)

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