JA紀南広報誌

2013年12月号p12-03

2013年12月号もくじ

キンカン加工品が人気  

樫野崎の売店を2人で
串本の長井さん・福島さん  

外国人を含む観光客を出迎える樫野茶屋の2人

 【大辺路営農室】串本の大島・樫野崎の売店「樫野茶屋」は、特産のキンカン加工品を中心の品揃えで多くの外国人を含む観光客を出迎えている。
 売店を切り盛りするのは、店の持ち主である長井真澄さん(72)と、友人の福島浩子さん(78)だ。くしもと大橋が開通した翌年の平成12年3月に開店以来、2人のコンビ関係は変わらっていない。
 特に人気なのがJA串本金柑部会が委託製造する「きんかんシャーベット」だ。キンカン特有のほのかな苦みと後味の良さが受けているという。JAのきんかんマーマレードやジャム、シロップ漬けもある。このほかヒジキやミカンなどの季節の品も取り揃える。
 長井さんは「辛いと思っては働き甲斐がない。お客さんとの出会いを楽しみに、持ちつ持たれつ、二人でやってきた」と言う。福島さんも「店に来るうちは私も元気な証拠やね」と笑う。
 何より茶屋的な店づくりが観光客の休憩場所となっている。この地は樫野崎灯台やトルコ軍艦のエルトゥールル号の遭難救助(1890年)でも有名な観光地。トルコ人が立ち寄ることも多い中、長井さんもトルコ軍艦遭難のことやトルコとの友好関係について語り継ぎたいと考えている。

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