JA紀南広報誌

2013年12月号p09-03

2013年12月号もくじ

花き  

◆害虫対策  

 露地物では、冬季は害虫の発生はあまり見られないが、施設花き、特に加温する場合は気を抜かないよう注意する。特にアブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類については吸汁されることによりウイルス病を伝搬される場合もあるため、発生が確認でき次第、防除に努める。
 主な農薬を表2に示しているが、品目によっては登録内容が異なることがあるため、詳細は薬剤のラベルを確認するか、営農指導員にお問い合わせください。

◆病害対策  

○灰色かび病
 花きの施設栽培やトンネル栽培において、日照不足、または降雨による低温・多湿条件になると発病しやすい。株元の枯死葉から健全な葉にまで広がっていくため、伝染源となる株元の枯死葉を取り除く。また晴天で日中の気温が上がるようであれば、換気して湿度が上がり過ぎないように努める。
 薬剤防除は初期防除に重点を置き、ポリベリン水和剤、フルピカフロアブル、ゲッター水和剤などで防除する。その際、耐性菌が発生しないようローテーション散布を心がける。

○菌核病
 灰色かび病と同様に、低温多湿の条件で発生する。最初は地際部付近の茎が暗色に変色して葉が萎れてくる。その変色した部分に白い綿糸状の菌糸が現れ、後に黒い菌核を形成する。防除対策は灰色かび病に準ずるが、それ以外にも茎葉が過繁茂しないように管理する。(大辺路営農室・撫養義雄)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional