JA紀南広報誌

2013年12月号p09-01

2013年12月号もくじ

野菜  

◆野菜全般  

○降雨対策
 集中的な降雨に備え、圃場の排水対策が大切である。降雨後は、風雨によって生じた傷口から、病原菌が植物体に進入する可能性があり、軟腐病やべと病、斑点細菌病などの症状が多発する可能性があるため、表1の通り予防を行う。
 薬剤散布は、葉についた泥を洗い流すように行い、畝の表面が硬化している場合は、表面を軽く耕すことも根の活力維持に効果的である。

◆ニンニク  

○土入れ
 ニンニクの土入れは11月までに行うことが理想的だが、できていない場合は早めに行う。土寄せは、特に裂球を防止するなど、品質向上のための重要な作業であるため、管理機等で土壌表面を覆うように行う。また、乾燥時は定期的に畝間灌水を行うが、畝間に水が溜まりやすい圃場では排水対策を行う。

○病害虫防除
 葉枯れ病にはジマンダイセン水和剤(400~500倍・収穫7日前まで・5回以内)、春腐れ病にはICボルドー66Dの50倍をいずれも予防的に散布する。ただし、ニンニクの芽を出荷する場合はこれらの薬剤は使用できないため注意する。

◆ウスイエンドウ  

○ツルの誘引
 支柱を立て、網目18㌢ほどのネットを張り、ツルが伸び始めたら垂れないように20~30㌢間隔にテープを張って誘引する。テープを強く押さえつけると、ツルがネット面に集中し、通風や受光が悪くなり、収量の減少や、病害が発生する恐れがあるため、多少のゆとりを持たせる。
(営農指導課・前田智也)

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