JA紀南広報誌

2013年12月号p08-03

2013年12月号もくじ

スモモ  

◆整枝・剪定  

 スモモの幼木や若木では、主枝を2~3本として棚に誘引していく。誘引する枝の長さによっては、棚に届かない場合もあるが、添木補助をして誘引する。誘引ができれば、風等の影響により枝が折れたりする割合が下がるため、計画的な骨格形成ができる。
 成木では、枝の更新が重要なポイントになる。4年枝以降になると着果部位が低くなってくるため、棚のある平面に新しい枝や徒長枝を引きこみ、予備枝を作っていく。着果部位は梅などように体積的ではなく、棚の平面面積への着果となるため、できるだけ多くの結実層を誘引し、梨地テープや麻ヒモで固定する。
 品種では、「大石早生」は、年明けに樹液流動が活発化する1月中旬以降までは硬くて折れやすい傾向にあるため、扱いやすい「ソルダム」などから剪定するのも一方法だ。また、枝の切返し程度は樹勢や品種により異なるが、主枝、側枝の先端は樹勢維持のため3分の1程度は切返しが必要である。

◆元肥の施用  

 スモモの元肥は、「大石早生」で年間施用量の約6割、ソルダム・サンタローザは約4割を目安に、梅すももペレットを140㌔、または梅有機化成S860を140㌔施用する。ただし、収量や土壌分析結果を参考に施用量を調節することも重要である。
  (大辺路営農室・那須弘康)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional