JA紀南広報誌

2013年11月号p16-03

2013年11月号もくじ

コラム  

心一つに  

事務第三課 坂本 浩子

 2020年のオリンピック開催地が東京に決定しました。それまで「東京でなくてもいいかな?」という気持ちでしたが、9月8日の最終プレゼンテーションに感激し、ぜひ東京に決定してほしいという気持ちになりました。
 プレゼンが心に残りました。まずは佐藤真海さん。大学時代に右膝下を切断し義足生活になり、その後、真剣に打ち込めるものを探した結果、高校まで続けていた陸上を再開したそうです。東日本大震災では、故郷の気仙沼市の実家が津波被害に遭ったとも…。
 いろんな困難を乗り越えるたびに「スポーツは希望を与えてくれる」「人と人をつないでくれる」「人生において大切な価値観を与えてくれた」と熱く語り、その凛とした姿に胸を打たれました。
 手を合わせる仕草で「おもてなし」を表現した滝川クリステルさん。この仕草をフランス語で「先祖代々受け継がれている見返りを求めない精神。日本人が互いに助け合い、お迎えするお客様を大切にするかを示している」と説明し、見ている私をホッとさせくれました。これこそが日本人が生まれ持ち、誇れる心なのでしょう。
 日本の招致委員会の心が一つにまとまり、チームワークと絆の大切さを強く感じ、何をするにも心を一つに同じ方向を見ることが、困難を乗り越えられるということを実証してくれたと思います。
 7年後の東京オリンピック決定をきっかけに、子どもも大人も、今よりも元気になり、大いに盛りあがり、日本中が明るくなるよう願っています。
 私も7年後には60歳を迎えます。前回の東京オリンピックの時は4歳で、記憶には残っていません。今まではテレビしか見たことのなかったオリンピックを、生で見る、肌で感じることができることが今から楽しみです。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional