JA紀南広報誌

2013年11月号p15-02

2013年11月号もくじ

グループで普及目指す  

「なんたん蜜姫」収穫
串本さつまいも会  

 【大辺路川営農室】串本さつまいも会(稲垣晴二会長)は、串本地区でサツマイモ「なんたん蜜姫」の栽培を共同で行っており、9月末から収穫を開始した。
 同会は高齢化でサツマイモ生産者が減少する中、「グループで作付けしてサツマイモの普及を図ろう」と平成21年に発足。串本地区内で8カ所、40㌃の園地で「 JA紀南の農業塾は9月19日、白浜町才野のとんだ育苗センターで第8回講座「野菜育苗実習」を開き、受講生35人が育苗センターの役割やプラグトレイを活用した育苗方法を学んだ。
 最初に指導部の堀修実担当がJAの育苗センター施設を紹介した。決まった時間に自動的に灌水を行う設備に、受講生から驚きの声が出ていた。堀担当は育苗のメリットについて「種を直接蒔くのではなく、育苗をすることで、園地を使用する期間を短縮でき、作付け回数を増やすことができる」と解説した。
 この後、育苗センターの玉置了師担当を講師にセルトレイを使った育苗法に受講生が挑戦した。受講生は専用の機具を使い、200穴のトレイに種を蒔き、「これは神経を使う作業だ」と感心していた。なんたん蜜姫」を栽培し、販売までを共同で行っている。
 今年は夏場の雨不足により比較的小ぶりとなったが、「なんたん蜜姫」独特の風味は損なわれていないという。
 今年産の収穫は10月末まで予定し、4㌧の収量を見込んでいる。イモは甘みを増すため収穫後、約1カ月保管して、Aコープや直売所に出荷する。
 同会はこのほか、担い手育成を目的にイモの植え付けや収穫を体験できる「いもっこ倶楽部」を設立している。また優良系統選抜のための栽培試験を行うなどして「なんたん蜜姫」のブランド化に取り組んでいる。

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