JA紀南広報誌

2012年7月号p28-01

2012年7月号もくじ

健康百科 第75回  

ペットボトル症候群とは  

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 ペットボトル症候群とは、スポーツドリンクや清涼飲料水を大量に飲み続けることによって起こる急性の糖尿病のことです。
 最近、自動販売機があちこちにあるので、清涼飲料水を持ち歩き、水代わりにたくさん飲む若者が増えています。清涼飲料水を1㍑のペットボトルで1日に2、3本飲む人もいますが、中身にはブドウ糖などの糖分が含まれています。
 およそ10%前後の糖分を含んでいますが、比較的糖分の少ないスポーツ飲料でも5~6%の糖分があります。スポーツをやってもいないのに、これを何本も毎日取り過ぎると、血糖値が高くなり、糖尿病になる心配があります。
 もちろん、清涼飲料水だけに限りません。炭酸飲料や果汁飲料など、たくさん飲むうちに高血糖になり、知らぬ間に糖尿病が進んでくるということもあります。清涼飲料水は、単純糖質であるために、急激に血糖値や中性脂肪値が上がりやすいのです。
 ペットボトル症候群の症状としては、初期は、体がだるい、喉が渇く、トイレに行く回数が増えるなどがあります。さらに進むと、顔色が悪くなったり、意識がもうろうとしてきます。
 ペットボトル症候群の予防のためには、喉が渇いたときに、清涼飲料水を水代わりに飲むのはやめてください。特に糖尿病およびその疑いがある人、肥満体の人、メタボの人は、清涼飲料水だけは飲まないこと。喉が渇いたときは、水またはお茶を飲むのが一番安心です。家庭の冷蔵庫に清涼飲料水を常備しないことも大切です。

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