JA紀南広報誌

2012年7月号p17-01

2012年7月号もくじ

 

◆お礼肥の施用  

 梅のお礼肥は、成り疲れによる樹勢回復と、貯蔵養分の蓄積を図るための重要な施肥である。収穫後の後片付けもあるが、早期に樹勢回復を図る必要があるため、降雨があるうちに施用しよう。
 施肥量は、10㌃当たりFTE入り梅スモモペレット(7-6-7)を100~140㌔、または有機化成特A805(10-6-7)を80~100㌔を基準に、樹勢を見て調整する。

◆夏期剪定  

 夏期剪定は、樹冠内部に光を入れることで結果枝の枯れ込みを防ぐため、樹齢の若い木や樹勢旺盛な木では、樹冠内部の直立した不要な徒長枝の整理をする。ただし、切りすぎには注意すること。

◆病害虫防除  

○環紋葉枯病
 谷間で風通しの悪い湿気の高い園での発生が見られ、葉に輪紋斑が出て落葉する。発生を確認次第、初期にトップジンM水和剤(1500倍・21日前まで・3回以内)を散布する。

○アメリカシロヒトリ
 近年、梅園での発生が増加し、被害が問題となっている。特に、6月に発生した園では、7月下旬~8月上旬(第2世代)の発生に注意する。発生初期に見つけ次第捕殺するか、薬剤の場合は、マブリック水和剤20(4000倍・21日前まで・2回以内・ケムシ類登録)で防除する。
 防除を行った園では、カイガラ類の発生に注意する。
(富田川営農室・中平剛史)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional