JA紀南広報誌

2012年1月号p28-02

つれもていこ~よ その60  

竈山神社  

画像の説明

 竈山(かまやま)神社は和歌山市内南部の三田地区にあり、「釜山神社」とも表記されます。神武天皇の長兄である彦五瀬命(ヒコイツセノミコト)を祀り、本殿の裏に墓があります。
 彦五瀬命は、神武天皇ら弟たちと東征に向かいましたが、難波の白肩津での長髄彦との戦闘で負傷。その傷が元で紀国の男之水門(ヲノミナト)に着いたところで彦五瀬命は亡くなり、紀伊国竈山に墓がつくられたと「古事記」にあります。
 「紀伊続風土記」によると、当所がその竈山の地であり、墓がつくられてすぐに、側に神社がつくられたとあります。
 1585年、羽柴秀吉の紀州根来衆攻めにより、社宝・古文書を焼失し、社領も奪われて荒廃。1600年、紀伊国に入国した浅野幸長、1669年には徳川頼宣がそれぞれ社殿を再建しました。
 古くから和歌山市内では、この竈山神社と日前神宮、伊太祁曽神社の三社をお参りする人が多く、この三社を結ぶ形で和歌山電鐵貴志川線が走っています。一度参詣されてみてはいかがでしょうか。(JA和歌山中央会発信)

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