JA紀南広報誌

2011年7月号p19-01

地域全体で鳥獣害対策  

3・3㌔の防護柵で効果
白浜町口ケ谷地区  

鳥獣害に対し「効果があった」と話す小阪地区長

 【大辺路営農室】白浜町口ケ谷地区では昨年12月、地域全体で鳥獣害対策を行おうと、川沿いや山のふもとに防護柵を設置した。鳥獣による被害が減少するなど、地元農家らは喜んでいる。
 同地区では水稲や梅、ダイコン等が栽培されているが、数年前からシカなどによる被害が多発し、農家らは「最近のシカは山のものを食べずに、農作物を食べに来る」と悩まされていた。
 このため、いったん園地の周りにネットを張り巡らせて対応していたが、「今後の耕作者のためにしっかりした設備が必要」との声が上がり、防護柵の設置を検討。県や町の補助を受けて、昨年12月に防護柵が完成した。
 防護柵はステンレスパイプを打ち込んだすき間に、ワイヤーメッシュを3715枚使用したもので、高さ約2㍍、長さは約3・3㌔にわたる。
 設置後、半年経過して被害防止に一定の効果が見られたものの、柵の周りに生えてくる雑草処理や出入り口の管理が課題となっており、今後対応をしていく予定だ。
 小阪知区長は「防護柵は完璧ではないが、かなりの効果があった。今後稲が生長するにつれて被害に注意していかないといけないが、食害や踏み荒らし等の被害は減るのではないか」と話している。

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