JA紀南広報誌

2011年7月号p15-01

 

◆お礼肥の施用

 梅のお礼肥は、成り疲れによる樹勢回復と、貯蔵養分の蓄積を図るための重要な施肥である。
 梅雨が明けてしまうと乾燥期に入るため、できるだけ水分のある時期に施用しよう。
 施肥量は、10㌃当たり、FTE入り梅スモモペレット(7-6-7)を100~140㌔、または有機化成特A805(10-6-7)を80~100㌔を基準に、着果量や樹勢を見て調整する。

◆夏期剪定

 夏期剪定は、樹冠内部に光を入れることで結果枝の枯れ込みを防ぐため、樹齢の若い木や樹勢旺盛な木では、樹冠内部の直立した不要な徒長枝の整理をする。ただし、切りすぎには注意すること。

◆病害虫防除

○環紋葉枯れ病
 谷間で風通しの悪い湿気の高い園での発生が見られ、葉に輪紋斑が出て落葉する。
 発生を確認次第、初期にトップジンM水和剤(1500倍・21日前まで・3回以内)を散布する。

○アメリカシロヒトリ
 アメリカシロヒトリは近年、梅園での発生が増加し、被害が問題となっている。
 特に、6月に発生した園では、7月下旬~8月上旬(第2世代)の発生に注意し、発生初期に見つけ次第捕殺するか、薬剤の場合は、マブリック水和剤20(4000倍・21日前まで・2回以内・ケムシ類登録)で防除する。
(営農指導課・谷口光宏)

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