JA紀南広報誌

2011年6月号p14-01

寒冷紗の使用で早期出荷  

名産「川添茶」収穫開始
白浜町市鹿野・清水哲治さん  

丁寧に葉を手掴みする清水哲治さん

 【大辺路営農室】白浜町市鹿野滝地区の清水哲治さんは地元名産「川添茶」の一番茶の収穫を4月28日から始めた。今年は栽培過程で寒冷紗を使用したことで「防霜対策と早期出荷につながった」と効果を実感している。
 市鹿野は日照時間が短く昼夜の気温較差が大きいことから、旨味のある茶を栽培する環境に適している。50年以上前から「やぶきた」という品種の栽培に取り組んでおり、現在の生産者は32人、面積は8㌶となっている。
 清水さんが茶の栽培を始めたのは7年前。高齢化が進んでいる産地では〝若手〟の一人で、「父の代から50年続けてきた畑を潰すわけにはいかない」と産地維持に意欲を燃やす。
 霜害対策として今年白い寒冷紗を使用したところ、防霜だけでなく保温効果も相まって早期収穫が可能となった。
 清水さんは、「今年は寒冷紗を使用で霜の被害もなく、日当たりを少なくすることで、高品質の茶になったのでは」と話している。
 一番茶の収穫は5月13日まで行われ、6月中旬からは二番茶がスタートする。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional