JA紀南広報誌

2011年6月号p12-03

花き  

◆土壌改良

 土壌改良には10㌃当たり、バーク堆肥3~5㌧、またはピートモス10~30袋、またはプロ有機100~200袋などの有機物を施用する。ただし、土壌分析結果に基づき施用量を決定すること。

◆土壌消毒

 土壌伝染性病害やセンチュウの生息密度を栽培作物にとって実害のない程度まで低下させることが目的である。

○太陽熱消毒
 土壌改良資材投入後、畝幅60~70㌢の小畝を立て、灌水チューブ等で土壌下層まで水が十分行き渡るまで灌水する。土壌全面を古ビニールで被覆し、30日以上蒸し込む。ビニールに穴が空いている部分は、当て張りで必ずふさぐ。(石灰窒素を施用する場合は10㌃当たり100㌔)

○熱水・蒸気消毒
 熱水や蒸気消毒は、数日程度の短期間で地中の深い層まで処理できる(熱水で30~40㌢、蒸気で20~30㌢)。熱水消毒は蓄積した塩類の除去も可能で、蒸気消毒は土壌の団粒形成効果があるなどのメリットがある。ただし高温となる熱水や蒸気の取り扱いには十分注意が必要であり、また多量の水確保が必要なこと、燃料等のコストが高いなどの課題もある。

○薬剤による消毒
 薬剤消毒にはクロールピクリンやバスアミド微粒剤等のダゾメット剤がある。処理期間は、夏場であれば10日程度の短期間で済むが、刺激の強いガスが発生するため、適正な処理を行うことと、周辺の民家等への十分な配慮が必要となる。  (営農指導課・中山皓靖)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional