JA紀南広報誌

2011年6月号p04-02

農業体験の会が発足  

年中受け入れめざす  

教育旅行での梅ジュースづくり体験(昨年4月)

 JA紀南は本年度から「農業体験・農家の会」を立ち上げ、観光客誘致と農業体験の受け入れを強化する。農産物の品目の幅を広げ、体験メニューを充実させることで、一年中受け入れられる体制づくりをめざす。
 グリーンツーリズムの一環として、JAでは毎年観光客や消費者を対象に梅やミカンの収穫、備長炭の窯出し、梅ジュースづくり体験などを行っている。旅行会社と連携して企画する募集物が中心だが、近年は学校の修学旅行や教育旅行の行程に組み込まれるケースも増加している。
 作年度は11の体験メニューで3832人を受け入れたが、梅の収穫とジュースづくり体験だけで2899人と全体の75%を占めた。受け入れ時期も6月や秋の行楽シーズンに偏った。
 受け入れ先についても、募集状況や日程、体験メニューによって場当たり的に農家に依頼するケースが多く、JAと農家による組織化が課題となっていた。
 これらを解決しようと発足した「農業体験・農家の会」には、従来の体験にあった梅、ミカンに加え、花や野菜、山菜を栽培する農家18人が参加した。
 JAは「収穫を楽しむだけでなく、農業への理解促進につながる内容にしたい。農家も儲かるような仕組みができれば」と話している。

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