JA紀南広報誌

2011年3月号p16-02

雑草も堆肥として貴重な資源  

有機フォーラムに100人
田辺市有機農業推進協議会  

有機農業の技術や経営などの話があったフォーラム

 県や田辺市、JA紀南などでつくる田辺市有機農業推進協議会は1月25日、JA営農生活本部ふれあいセンターで「田辺市有機農業フォーラム」を開いた。約100人の参加があり、有機農業の現状や技術、経営に関する講義に熱心に耳を傾けた。
 土佐自然塾の山下一穂さんが「有機農業の体験談」について、NPO法人和歌山有機認証協会事務局長の重栖隆さんが「県下の有機農業の現状」をテーマにそれぞれ講義した。
 山下さんは雑草も堆肥として使える貴重な資源であるとして、「雑草が大きいほど効果はあるが、近所の方には嫌がられる。前もって理解してもらうことも大切」と話した。
 現在は安全・安心な農産物が当たり前であり付加価値にはならないとしたうえで、「消費者の目線に立ち、農業の社会に対する役割を消費者と共有することで、新たなマーケットを開拓できる」と締めくくった。
 続いて重栖さんは、和歌山県内の有機農業の現状やモデルタウン事業について話し、「食を媒介にして、土に根ざす暮らしや文化、人々の温かな絆を再建できればと思う。人間関係構築の中に有機農業の未来がある」と述べた。

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