JA紀南広報誌

2011年3月号p15-03

花き  

 3月は温度が徐々に上昇するため、施設内では換気に努め、灰色カビ病、菌核病には引き続き注意する。
 露地花きでは、多雨に備え排水路を整備しておくとともに病害虫の発生に留意し、次の薬剤防除を行う。いずれも初期防除が重要である。
○うどん粉病
 サンヨール(500倍・8回)

○アブラムシ類
 モスピラン水溶剤(4000倍・5回以内)
アドマイヤーフロアブル(2000倍・5回以内)

○ヨトウムシ類
 コテツフロアブル(2000倍・2回以内)
 プレオフロアブル(1000倍・2回以内)

○アザミウマ類
 近年問題視されている害虫に「シルバーリーフコナジラミ」がある。オンシツコナジラミより少し小さく、1㍉以下の白い虫である。花き類では「トルコギキョウ」に黄化葉巻病を媒介する。秋に発生が多いが、施設では冬季を除き世代を繰り返す。
 病徴は葉が小型化し、葉脈が隆起し葉表を内側にして巻き、節間が萎縮する。
 防除方法は、黄色粘着テープを設置し発生を把握する。施設開口部に0・4㍉程度の防虫ネットで被覆して侵入を防ぐ。
 発生が少ないうちに5~7日間隔で薬剤防除を行う。ベストガード水溶剤(1000倍・4回以内)、アクタラ顆粒水溶剤(1000倍・6回以内)、チェス顆粒水和剤(5000倍・4回以内)で防除する。 (大辺路営農室・尾野敏之)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional