JA紀南広報誌

2011年3月号p04-01

森の再生を手助け  

レジ袋売上金を活用
中辺路で照葉樹の植樹祭  

植樹場所は2㌶の広大な急斜面(田辺市中辺路町小松原)

 JA紀南は、Aコープのレジ袋有料化によって得た売上金を自然環境保護に役立てようと「照葉樹の森づくり運動」を進めている。伐採後の森の再生を手助けする取り組みで、2月6日には、田辺市中辺路町小松原の山林で植樹祭を行い、参加者は急斜面への苗木の定植に汗を流した。

 森の持つ保水機能や土砂災害防止機能などが農業に役立っていることから、JA紀南は地域団体「熊野の森ネットワーク いちいがしの会」と連携して、昨年から取り組みを開始。約2㌶の山に、イチイガシやウバメガシなどの常緑広葉樹(照葉樹)を植え、森の再生をめざす。

中辺路中学校の生徒らも精力的に植樹

 植樹にかかる苗木代や獣害ネット、園地整備などの活動費用は、Aコープレジ袋の売上金の一部を活用。今年は約50万円を活動費に充当した。
 植樹祭には関係者や地元中辺路中学校の生徒など150人が参加した。急斜面を30分ほどかけて登り、照葉樹を中心に針葉樹や落葉樹など11種類の苗木1000本を手分けして半日がかりで植えた。
 参加者からは「山に登るのは疲れたけど達成感がある」「大きく育って山が緑に覆われてほしい」との声が聞かれた。
 植樹を終え疲れた参加者をねぎらおうと、女性会なかへちブロックの会員が手作りの豚汁を振る舞った。用意したものすべてなくなるほどで、参加者らはおいしそうに食べていた。

イチイガシやウバメガシなど1000本の苗木を手分けして植えた

 いちいがしの会の竹中清会長は「動植物が住める元の自然に戻すようにするための努力が大切。今回植樹してくれた中学生や参加者の意識が高いことが何よりうれしい」と話している。

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