JA紀南広報誌

2011年12月号p11-03

花き  

◆病害防除  

○灰色カビ病
 施設栽培や露地のトンネル栽培では、日照不足でハウスが低温多湿になると発生が多くなる。始めは地際部分の枯死葉上で菌が盛んに増殖して、大量の胞子を形成すると枯死葉に接した健全葉にも感染して広がっていく。
 防除法としては、株元の枯死葉は伝染源になりやすいのでできるだけ除去する。また、晴天で日中の気温が高くなるようなら、施設を開放して施設内の湿度をできるだけ下げるなど、過湿状態にならないように努める。
 薬剤防除の場合は、初期防除を徹底して行う。ゲッター水和剤(1000倍・5回以内)・フルピカフロアブル(2000~3000倍・発生初期・5回以内)・トップジンM水和剤(1500倍・5回以内)などの薬剤をローテーションで散布する。
○菌核病
 灰色カビ病と同様に、低温多湿の条件で発生する。発生すると、始めは地際部付近の茎が暗色に変色して葉が萎れてくる。その変色した部分に白い綿糸状の菌糸が現れ、後に黒い菌核を形成して、茎葉は枯死する。
 予防・防除は灰色カビ病に準ずるが、それ以外にも茎葉が過繁茂しないよう十分に管理する。

◆ハボタン  

○収穫
 白色系品種では、芯が直径2~3㌢ピンク色になり、その外側の部分が白い状態で2~3重、更にその外側に緑の葉を3~4重に残した状態で収穫する。その他の葉はかきとり、頭の大きさは8~10㌢程度とする。また、赤系品種では、芯から頭全体の5割程度赤くなったら収穫し、赤い部分とのバランスを考えて緑の葉をかきとる。
   (秋津谷営農室・撫養義雄)

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