JA紀南広報誌

2011年12月号p10-03

スモモ  

◆整枝・剪定  

 幼木や若木では、主枝を2~3本として棚へ誘引していく。誘引する枝の長さによっては、棚へ届かない場合もあるが、添木補助をして棚へ誘引する。棚へ誘引できれば、風等の影響により枝が折られたりする確率が下がるので計画的な骨格形成ができる。
 成木では、枝の更新が重要なポイントになる。4年枝以降になると着果が低くなってくるため、棚である平面に新しい枝や徒長枝を引きこみ、予備枝を作っていく。着果部位は梅等の体積的な面ではなく、棚への平面面積への着果になるため、できるだけ多くの結実層は誘引し、梨地テープや麻ヒモで固定する。
 品種として「大石早生」は、年明けに樹液流動が活発化する1月中旬以降までは硬くて折れやすい傾向にあるため、扱いやすい「ソルダム」などから剪定するのも一つの方法である。また、枝の切返し程度は、樹勢や品種により異なるが、主枝、側枝の先端は樹勢維持のため3分の1程度は切返しが必要である。

◆元肥の施用  

 スモモの元肥は、大石早生で年間施用量の約6割、ソルダム・サンタローザは年間施用量の約4割を目安に、梅スモモペレットを140㌔、または梅有機化成S860を140㌔施用する。ただし、収穫量や土壌分析などを参考に施用量を調節するのも重要である。
   (大辺路営農室・那須弘康)

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