JA紀南広報誌

2011年12月号p06-02

関電への設備改善要望を継続  

梅生育障害
田辺うめ対策協議会が全体会  

 田辺うめ対策協議会は10月25日、JAふれあいセンターで全体会を開き、梅生育障害の発生状況や県の試験研究報告、参加者の意見交換会を行った。関西電力への設備改善については今後も要望し続けることを確認した。
 田辺市うめ対策協議会が取りまとめた平成23年の生育不良樹の新規発生本数は、7月末で1393本と昨年に比べ83本減少している。
 今年の御坊火力発電所の稼働状況については、電力需給が逼迫する中、8月に39・9%と予想を下回ったと報告。原因として、節電効果が大きかったこと、昨年ほどの猛暑ではなかったことが挙げられた。
 しかし、今後関西電力管内の全ての原発が休止する見込みであることから稼働率が上昇する可能性があり、引き続き注視していくことを申し合わせた。
 東京農工大学大学院農学研究員の伊豆田猛教授は、「上芳養地区・秋津川地区の雨水調査結果に対する分析評価」をまとめ、①初期降雨は特に強い酸性雨であるとはいえない②植物の生育に悪影響を与える可能性は低いとの結果を報告した。
 これに対し出席者からは「検査が行われた期間は御坊火力発電所の稼働率が低い。昔のように稼働率が高い期間でないと信憑性に欠ける」との声が聞かれた。
 また、「今年の梅は全体的に根の勢いがなく、樹勢が弱くなっているのではないか」という意見もあった。
 協議会は、関西電力に対して設備や対策の改善を要望していくことを確認した。

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