JA紀南広報誌

2011年12月号p04-01

CO2削減の取組み評価  

JA紀南の梅加工品
エコ・アクション・ポイントに認定  

 環境省が推進するエコ・アクション・ポイントプログラム(管理・運営=㈱JCB)の対象企業に、JA紀南が認定された。梅干しなどを製造する工程の浄化槽処理分野で、大幅にCO2を削減していることが評価されたもの。JA加工部では「環境に優しい梅干しとして、消費者や取引先などにアピールしていきたい」と〝エコ〟を前面に出して売っていきたい考えだ。

 JAの梅加工場では、梅干しの製造過程で、調味廃液や梅の種といった廃棄物が年間3万4256・8㌧発生する。これらをすべて焼却した場合、928・3㌧のCO2が発生する。
 しかし、JAでは廃棄物の98・5%を堆肥や飼料に再利用しているため、残り1・5%の再生不可残さと電力使用分を差し引くと、年間で727・1㌧のCO2を削減できたことになる。
 一般的に、梅干し1㌔を製造すると、CO2排出量は電気や輸送などを換算して1㌔出るといわれる。JAは年間1900㌧の梅干しを製造しているため、計算上は、1㌔当たり38%(383㌘)のCO2を削減していることになる。
 今回認証を受けたことで、JAの梅干しを認証商品として販売するだけでなく、ポイントで交換できる商品リストにも登録できる。このため贈答品から家庭用まで幅広い商品分野で、ポイント利用で交換する可能性も広がる。
 JA加工部研究開発室の林行則室長は、「エコ商品に対する消費者の関心は高く、大手百貨店からもニーズがある。管理などの費用は少しかかるが、エコや環境という付加価値を前面にPRしたい」と話している。

解説
エコ・アクション・ポイント
 温室効果ガス排出削減に貢献する商品やサービスを購入・利用するとポイントが付き、商品などと交換できる制度。グリーン家電や住宅のエコ・ポイントとは、目的は似ているものの制度そのものは異なる。詳しくはホームページ(http://eco-ap.jp)を参照。

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