JA紀南広報誌

2010年7月号p14-01

花木  

 7月に入ると、病害虫の発生が多い時期となるので以下の害虫・病害に注意する。

○グンバイムシ
 特徴は春から夏にかけて年3~4回発生する。被害葉にはカスリ状の白斑が現れる。ハダニ類の被害に似ているが、葉裏には黒いヤニ状の排泄物があるため区別できる。
 防除は発生初期に葉裏に集中的にスミチオン乳剤(1000倍・6回以内」を散布する。又、枝を間引くなど風通しを良くしておく。

○炭そ病(サカキ・シキミ)
 特徴は春から夏にかけて発生が多い、葉に縁が褐色で中が灰白色の円形の病斑を生じる。
 防除は発病初期に薬剤散布を行う。また、不要な枝は切って風通しをよくする。剪定した枝は、伝染源になるので焼却処分する。

○紋葉枯病(ビシャコ)
 ビシャコの「輪紋葉枯病」は近年発生が多く、落葉被害の著しい園が見られる。薬剤散布だけでは十分な防除効果が上げられないため、密植園では、間伐等による通風条件の改善や、罹病葉・枝の園外への持ち出し等の耕種的防除に心がける。
 「炭そ病」と「輪紋葉枯病」の病斑は見分けが難しい。いずれの病気でも発生初期にトップジンM水和剤(1500~2000倍・5回以内)の散布で対応する。
(大辺路営農室・尾野敏之)

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