JA紀南広報誌

2010年7月号p05-01

大幅減の小梅と「古城」  

22年産青梅市場販売
「南高」前半は平年並み  

小梅を収穫する生産者(田辺市新庄町)

 平成22年産青梅の市場販売が5月中旬から始まった。作柄は、受粉期の天候不順による不作傾向に加え、凍霜害や強風被害などで生産量が大幅に減少しており、市場出荷量にも影響が出た。
 6月8日時点の出荷量(県農扱い)は、小梅が137㌧(前年比49%)、「古城」は249㌧(同80%)と昨年を大きく下回った。
 5月25日からスタートした「南高」は、出荷が前倒し傾向の中で前半は平年をやや下回る数量で推移したが、ピーク以外の平日では極端に少ない日もあった。特に、後半の遅場地域の数量不足が懸念される。
 単価は平年を上回って推移したものの、不作では物足りない数字だ。販売部は「梅は近年、相対取引が多く、野菜のように不作でも価格が跳ね上がることが少ない。逆に高くなると消費者から敬遠される恐れがある」と指摘する。
 JAでは市場と連携しながら出荷量の確保に全力を注ぎ、消費面では「梅宣伝隊」を都市部に派遣し、引き続き需要の掘り起こしを図っていく。

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