JA紀南広報誌

2010年5月号p11-01

スモモ  

◆摘果

 スモモの仕上げ摘果は満開後50から60日後に行う。目安は「大石早生」などの中玉品種では8~10㌢間隔で、「ソルダム」などの大玉品種では15~20㌢間隔となるよう摘果する。また、このとき傷果や病害虫果の摘果を行い、高品質大玉果生産に努める。

◆「大石早生」のマルチ被覆

 「大石早生」は早期出荷が有利販売に結びつくため、早期出荷対策としてタイベックマルチ被覆が効果的だ。収穫の20日前を目安に被覆し、あわせて徒長枝の整理を行うことで収穫が2~3日前進する。

◆病害虫防除

○黒斑病
 雨の多い年や風当たりの強い園では黒斑病の発生が多いため、5月上旬にマイコシールド水和剤(2000倍・21日前まで・3回以内)を散布する。しかし、収穫が間近に迫っている品種では、収穫前日数の関係で防除できない場合があるため注意する。

○ウメシロカイガラムシ
 5月上旬に発生のある園では、ダーズバンDF(3000倍・14日前まで・2回以内)を散布する。

○灰星病(大石早生)
 多雨で天候不順が続くと灰星病が発生しやすい。5月下旬にオーシャイン水和剤(3000倍・前日まで・3回以内)を散布する。

◆施肥

 「ブランコット」「ソルダム」については、4月下旬から5月上旬にかけて実肥として梅実肥408、または燐加安14号を10㌃当たり40㌔施用するが、施用量は結実量によって加減する。(秋津谷営農室・射場直之)

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