JA紀南広報誌

2010年5月号p08-01

JA紀南 購買部よりお知らせ  

ゆとりある農作業を心がけよう  

 農業機械の発達・普及は、生産性の向上や労働時間の短縮を実現しましたが、機械の大型化・高性能化により、農業機械にかかる事故は後を絶たない状況です。農繁期を迎えるにあたり、農業機械の使用機会が増加します。以下の事例等を参考に事故を未然に防ぎ、日頃の健康管理と同様に、雑な操作や安易な判断、誤った管理をしないように機械の機能、使用方法を熟知することで、効率の良い安全な農作業を行いましょう。

農業機械事故事例  

トラクターの転倒
【概要】
 代かき作業のあと、水田から道路へ出る時、前輪が浮き上がった。あわててブレーキを踏んだところ、乗用型トラクターが左へ急旋回して横転し、投げ出されて足を骨折した。
【原因】
①進入路を上る時、ロータリを上げていたため重心が上に移動し 不安定となって前輪が浮き上がった。
②代かきの速度段のままで、エンジン回転速度も下げなかった ので、登坂速度が速すぎた。
③左右独立のブレーキペダルを連結していなかったため、片ブ レーキになって急旋回した。

刈刃チップの飛来
【概要】
 水田畦畔を草刈機での作業中に、右手にチップソーの破片がささり、血が出た。傷は軽いと判断し、翌日の朝に医者へ行って、刺さった破片を取り出してもらったが、34日間の通院となった。顔の防護、長靴、腰からのビニールの前掛けはしていたが、手袋はしていなかった。
【原因】
①草等の巻き付きがあるので、飛散物防護カバーの位置を刈刃から離していた。
②刈刃を研いで大切に使っているが、一部チップが欠損していた。
③手の防護(手袋)をしていなかった。
※草刈機を使用の際は、防護メガネを必ず着用しましょう。
(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センターホームページより抜粋)

◎事前チェック!
 農業機械を使用する前に、
  ①説明書をよく読んで正しい技術を身につけること。
  ②点検整備は必ずエンジンを止めてから。
  ③日常点検、定期点検を忘れずに。
  ④「大丈夫だろう」運転は危険、十分安全を確かめよう。
  ⑤作業はピッタリ身体にあった服装で、ヘルメットの着用を忘れずに。
 以上の5項目を事前に心掛けていただくことをお願いしています。
  「さあ、今日から作業」という時にトラブル発見では、作業の予定が大幅に遅れます。各支所購買・ 農機センターでは、農業機械の点検修理を行っていますので、ご用命は最寄りの支所購買窓口、 農機センターにご相談ください。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional