JA紀南広報誌

2010年5月号p05-01

きずな 代表理事組合長 中家 徹  

新しい体制でスタート  

 月日が経つのは早いもので、平成15年に新生JA紀南が誕生して8年目に入りました。政治も経済も混迷が続き、好転の兆しが見えない、まさに一寸先は闇の中でのスタートです。
 グローバルな厳しい潮流の中で、一JAがどんなにあがいても限界がありますが、そんな中でも可能な限り力を尽くし、粉骨砕身、山積する課題解決に取り組み、光明を見出してまいりたいと思います。
 その大きな力になるのが、職員力であり、組合員力であります。
 3月末に長年務めていただいた7人の定年退職者を送り出し、4月からは26名(うち7名はJA学園本科生として入園)のフレッシュな職員を迎え入れました。また人事異動による新たな体制でのスタートとなります。
 人事異動につきましては、さまざまなご意見をいただきますが、職場の活性化とともに、職員が成長する一つの節目でもありますので、どうかご理解を賜りたいと思います。
 なんといっても、JA紀南で働く1000人余りの皆さんが、一人ひとりそれぞれの立場で、それぞれの役割をきちんと果たし、組合員の皆さんはじめ、利用者の皆さんの期待と信頼に応えることが第一であります。

JAが求める職員像  

 JAでは21年度、1年をかけて人事制度改革について議論を重ね、「JA紀南が求める職員像」を定めました。
 その職員像とは、
 ①協同組合運動の理念を大切にし、相互扶助の精神で地域社会に貢献する職員(Cooperative=コーポラティブ)
 ②コミュニケーションを大切にし、元気で明るく誠意と思いやりのある行動をする職員(Communication=コミュニケーション)
 ③目標達成への情熱を強く持ち、創造力を発揮し主体的・積極的に行動する職員(Challenge=チャレンジ)
 ④高度な知識・能力を取得し、組合員・利用者の要求に対応する職員(Competence=コンピタンス)
 ⑤JA職員としての自覚を持ち、コンプライアンスを遵守、実践する職員(Compliance=コンプライアンス)
 それぞれの頭文字をとって「5C」としています。
 JA職員は自己啓発による能力向上はもちろんですが、組合員の皆さんからのご指導により、育てられる点も多くございます。
 〝JA紀南が求める職員像〟をあえてお示しし、日々の仕事の中でお気づきの点はご指導をいただき、叱咤激励していただければ幸いです。

梅、茶の凍霜害が発生  

 3月26日の夜は、早くから防霜ファンのスイッチが入り、ファンの音が聞こえてきました。霜注意報が出されている中、ちょうどガクから出てまだ葉の出ていない丸裸の梅の実は、霜等には最悪の状態であり大変心配していましたが、案の定、次の日あちこちから被害の情報が入りました。
 被害の園地を見て回りましたが、被害の多少はあるものの全域に渡っており、特に平地の小梅の被害が大きく、また茶園も大きな被害を受けました。
 農業の宿命とはいえ、誠に残念であり、非常に歯がゆく、改めて自然の怖さを痛感しました。被害を受けられた皆さんには、心からお見舞いを申し上げます。
 今後の生育がどんな形になるのか不透明ですが、状況を見ながら市場対応を含め、販売対策に取り組んでまいります。
 また行政機関とも連携を図りながら、低利融資等、支援対策を講じてまいります。

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