JA紀南広報誌

2010年3月号p22-01

命の大切さ 第6回  

命をかがやかせるために
岩出市立岩出小学校
5年 杉井 桃子  

画像の説明

 「生まれながらの才のうのことを、神様からのギフトと人は、よぶらしいけれど、ぼくのはちっちゃい箱だな」
 これは、車の中のラジオから流れているのを、偶然聞いた歌の一部です。
 オリンピックで、水泳の北島こうすけ選手が世界新記録を出し、ゆう勝。北島選手の大きなガッツポーズが、テレビ画面いっぱいに写し出されていました。そのとき、わたしの頭の中で、この歌が流れてきました。
 北島選手のギフトは、すごく大きな箱なのかな。生まれながらの才のうだけで、金メダルをとれるのかな。
 金メダルをとったソフトボールチームの、ピッチャー上野選手は、小さいときから、まわりの人達に「才のうがある」と言われてきたそうです。でも、本人は「才のうなんかじゃない。それだけの練習をしているから勝てる」大人になってもその考えを守り続け、世界一のピッチャーになるために、世界一の練習を積んできたそうです。
 同じソフトボールチームに、病気と戦った選手もいます。西山選手は、生まれつきの心ぞうの病気で、走ることもきん止されていたそうです。でも、運動をひみつで続け、以前オリンピックで見たあこがれの選手(今のかんとく)と出会い、「いつかいっしょにやろう」の言葉をむねに、手じゅつを受け、練習を続けてきたそうです。西山選手の言葉「本当にこの場にいるだけで幸せ。自分がプレーをするすがたで、世界中の人に感動を与えたい」自分が受けた感動から、人生が変わり、今度は、自分が感動をあたえられる人になったというのが、すごいことだと思います。
 オリンピックには、色々な国の人が集まります。そして、自分の持つ力を出しきって戦います。
 オリンピックという戦いが終わって、帰国すれば命の戦いが待っている選手もいました。オリンピックで、戦争をしている国同志の選手が競い合い、おたがいのがんばりをみとめ合って、だき合いながらなみだを流している様子をテレビで見ました。
 体の具合や住むかんきょうによって、世界一の練習を積みたくても、積めなかった選手がいたことも知りました。
 選手達が、必ず口にする言葉がありました。それは「ささえてくれた人、おうえんしてくれた方々に感謝しています」この言葉でわたしは、オリンピックを通して、はっきりと知ったことが、四つあります。
 神様からのギフトは命。それは、みんな平等だということ。そして、人は、ギフトと共に、たくさんの努力を積み重ねると、かがやいて見えるということ。でも、決して、たった一人でできることではなく、色々な人と関わり、ささえ合っているということ。
 わたしは、だれかのささえになれているのかな。なれているといいな。
 わたしは、もらったたった一つの命を大切にしていきたいと思います。そして、まわりのどの人の命も、たった一つだということをわすれずに、毎日を過ごしていきたいと思います。

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