JA紀南広報誌

2010年3月号p10-02

 

◆病害虫防除
○灰色かび病
 灰色かび病は開花期から発生し、気温が低く開花時期の遅れる年に発生が多くなる傾向がある。防除薬剤は、ロブラール水和剤(1500倍・45日前まで・2回以内)を散布する。
○かいよう病
 落弁後からがく落ちまでの間、幼果が見えるまでにICボルドー66D(50倍・葉芽発芽前まで)、またはZボルドー(500倍・葉芽発芽前まで)を遅れないように散布する。
 3月下旬の小梅、古城、南高(青果用)では、マイコシールド水和剤(1500倍・21日前まで・4回以内)を散布する。漬け梅用の南高は、カスミン液剤(500倍・60日前まで・2回以内)を散布する。
○アブラムシ類
 発芽初期のアブラムシ類は、新梢の伸長や幼果の変形などに影響するため、適期を逃がさず遅れないように防除する。防除薬剤は、モスピラン水溶剤(4000倍・前日まで・3回以内)を散布する。
○黒星病
 黒星病は雨によって伝染し、降雨が多いほど発生しやすい。密植園など風通しが悪く、乾きにくい園で発生が多くなる。薬剤防除は、幼果が見え出す3月下旬から散布する。小梅、古城、南高(青果用)では、ベルクート水和剤(2000倍・30日前まで・3回以内)。漬け梅用の南高では、マネージDF(4000倍・45日前まで・3回以内)、またはビスダイセン水和剤(800倍・30日前・3回以内)を散布する。なお、ボルドー剤の散布とは7日以上空ける。  (秋津谷営農室・行森照明)

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