JA紀南広報誌

2010年12月号p17-02

梅の生産安定に向けて  

元南高の谷口さんが講演
三栖生産販売委員会  

温暖化に対応した梅栽培の話があった講演会

【三栖谷営農室】三栖生産販売委員会(掛田一史委員長)は10月26日、JA三栖支所で梅生産に関する講演会を開いた。集まった梅生産者70人は、温暖化に対応した栽培や土壌分析結果の有効活用などを学んだ。
 講師は元南部高校の谷口充さん。「梅の生産安定に向けて」をテーマに、環境の変化と梅の生理、肥培管理の基礎知識、大玉果になる要因と対応、温暖化に対応する台木の探索等について講演した。
 谷口さんは、温暖化で落葉の遅れが形態分化を遅らせるため、弱剪定と剪定時期を遅らせて分化を促進させることが重要であると指摘。「花肥は9月下旬に施し年内に吸収させる、結果枝確保には、徒長枝は5月上旬10~12葉節で摘芯する」とポイントを解説した。
 さらに、土壌分析で過剰・過不足を把握し、分析結果を見て施肥量を減らす、保肥力を高める、石灰・腐食を施用する必要性などを伝えた。
 また「温暖化に対応するため、スモモ系品種の探索と育種が今後重要となる」とも述べた。
(三栖谷営農室・原大輔)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional