JA紀南広報誌

2010年12月号p15-02

野菜  

◆ニンニク
○追肥・土入れ
 追肥や土寄せは11月中に行うのが望ましいが、まだの場合は早急に実施する。特に土入れは裂球防止に重要な作業であり、鍬・管理機等で土壌表面を覆うようにする。乾燥時には適宜、畦間かん水を行うが、畦間に水が溜まりやすい圃場では排水対策を行う。

○病害虫防除
 葉枯れ病にはジマンダイセン水和剤(400~500倍・収穫7日前まで・5回以内)、春腐れ病にはICボルドー66Dの50倍をいずれも予防的に散布する。ただし、ニンニクの芽を出荷する場合はこれらの薬剤は使用できないので注意する。

◆レタス
○トンネル被覆
 レタスの生育限界温度は8~10度で、5度以下になると生育が停止することから、10度以下では、トンネル被覆を行う。遅れると年内の生育が劣り、不結球の発生が増加して秀品率を低下させる。被覆後10日間程度は両裾をめくり、その後、昼間は換気、夜間は密閉して保温する。温度の目安は結球期までは25度、以後収穫までは20度で換気を行う。

○病害虫防除
 軟腐病・斑点細菌病についてはZボルドー500倍、またはカスミンボルドー(1000倍・収穫7日前まで・4回以内)、灰色かび病についてはスミレックス水和剤(1000~2000倍・収穫7日前まで・5回以内)で防除する。

◆ウスイエンドウ
○ツルの誘引
 支柱を立て、網目18㌢ほどのネットを張っておき、ツルが伸び始めたら垂れないように20~30㌢間隔にテープを張って誘引する。テープをきつく押さえつけると、ツルがネット面に集中し、通風や受光が悪くなる。収量の減少や、病害が発生する恐れがあるため、多少のゆとりを持たせる。

○病害虫防除
 マメハモグリバエについては、発生予察のためピタットトルシーを2㍍間隔で1枚設置して薬剤散布の目安にする。発生が見られる場合には、アファーム乳剤(2000倍・3日前まで・2回以内)、またはアディオン乳剤(3000倍・14日前まで・3回以内)等で防除する。
(秋津谷営農室・撫養義雄)

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