JA紀南広報誌

2010年12月号p08-02

平成22年産ミカン市場販売  

10月中旬から極早生苦戦
早生は好調な滑り出し  

 JA紀南は平成22年産ミカン市場販売を9月の極早生からスタートし、10月下旬からは早生の販売を開始した。近年にない高値で始まった極早生も、各産地の出荷が集中した10月中旬以降は価格が急落する苦しい展開となったが、早生においては悪い流れを引きずることなく、好調な滑り出しとなった。
 極早生の「日南一号」は前半から品薄状態が続き、前年の5割高という価格を付けたが、10月中旬からは一気に下落。さらに着色や酸高により出荷が遅れ、10月末まで続く異例の展開となった。出荷量は1142㌧(前年比75%)にとどまったが、平均単価は1㌔当たり241円と昨年の167円を大きく上回った。
 続く上野は10月12日から市場販売をスタート。各産地が続々と出荷する中での販売となり、終始落ち着いた価格で推移した。出荷量は535㌧(前年比77%)、平均単価は205円という結果に終わった。
 極早生の結果について販売部は「出始めの数量が少なく、全般に出荷が後ろにズレ込んだため、極端な価格差が付いた。早生ではこの反省を踏まえ調整がかかり、価格は堅調に推移するだろう」とみている。
 10月28日から始まった早生の市場販売平均価格は、1㌔当たり220円と好調な滑り出しをみせた。各産地が集中する11月中旬からが正念場を迎える。木熟は12月からスタートする。

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