JA紀南広報誌

2010年10月号p19-02

花き  

◆病害虫防除

○ミカンキイロアザミウマ
 進入害虫で寄生範囲が広く、花を好む。薬剤抵抗性の発達が早く、ほとんどの合成ピレスロイド剤は効かない。成虫、幼虫ともに花のつぼみや頂葉を鋭い口器で吸汁加害するので、開花や葉の展開に異常をきたし、しばしば奇形を生じ品質低下を招くので注意が必要となる。薬剤はアファーム乳剤(2000倍・発生初期・5回以内)、オルトラン水和剤(1000~1500倍・発生初期・5回以内)で防除する。

○アブラムシ類
 新梢や葉裏に成虫が現れ増殖する。多発すると若葉では葉が内側に向かって縮れ、新梢の伸長が悪くなり、すす病を誘発し葉が黒くなる。年間十数回発生し、風通しの悪い環境では特に多いため、枝葉の間をすかせよう。薬剤はオルトラン水和剤(1000~1500倍・発生初期・5回以内)、またはモスピラン水溶剤(4000倍・発生初期・5回以内)等で防除する。

○ヨトウムシ類
 主に幼虫で越冬するが、気温が5度以上あれば生育を続ける。年間の発生回数が多い上、幼虫から成虫まで生育する。薬剤はアファーム乳剤(1000倍・発生初期・5回以内)、またはノーモルト乳剤(2000倍・発生初期・2回以内)などで防除する。
(三栖谷営農室・田中大介)

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