JA紀南広報誌

2010年10月号p19-01

野菜  

◆レタス

○育苗
 レタスの発芽適温は、15~20度で25度以上になると休眠状態になって発芽が悪くなる。育苗場所の環境条件を考慮して播種を行う。水分管理に十分注意し、軟弱徒長させないよう灌水を行う。
 また、若苗定植に心掛ける(20~25日苗)。老化苗定植では、活着の遅れや収量や秀品率に影響を及ぼすので避ける。

○トンネル被覆
 レタスの生育温度は15~22度で25度以上では玉肥大が抑制され、10度以下では葉数分化を停止し、生育が遅れたり、不結球の発生が増加したりする。このため、11月以降に結球に入る作型を中心に、トンネル被覆を行う。

○病害防除
 風雨により、病原菌が傷口や根から侵入する場合が多く、土壌の過湿条件で活発化する。殺菌剤の使用は、予防を基本として、雨前や雨の合間に行うのが効果的である。斑点細菌病、軟腐病は、カスミンボルドー(1000倍・7日前まで・3回以内)で防除する。

○害虫防除
 害虫の発生密度が高くなった時や、老齢幼虫には十分な効果が得られなくなるため、発生初期の防除に努める。薬剤はアブラムシ類にはアドマイヤーフロアブル(4000倍・7日前まで・2回以内)ヨトウ虫類には、アファーム乳剤(1000~2000倍・3日前まで・3回以内)などがある。

◆ウスイエンドウ(秋播き春取り・露地栽培)

○支柱立て・ネット張り
 草丈が7~8㌢になった頃強風を避けるために支柱を2㍍の間隔で立てネットを張る。支柱は、土中に埋まる部分を考慮し、長さ2~2・3㍍の直菅パイプを用意する。ネットは、市販のキュウリネットを用いる。

○防除
 ハモグリバエ類には、パダンSG水溶剤(1500~3000倍・前日まで・3回以内)やアファーム乳剤(2000倍・3日前まで・2回以内)などで防除する。密度低減や発生予察の効果もあるビタットトルシーを2~3㍍おきに1枚を目安に使用する。ウラナミシジミの防除には、トレボン乳剤(1000倍・前日まで・2回以内)を使用する。

◆抑制ウスイ(紀の輝き)

○追肥
 「紀の輝き」は「紀州ウスイ」に比べて樹勢の弱い品種であるため肥料切れに注意する。1番花が出揃った時期とその3~4週間後に、NK化成特14号を1㌃当たり2・5㌔ずつ施用する。

○防除
 防除については、ウスイエンドウの項目を参照する。

◆ブロッコリー

○追肥と土寄せ
 追肥として、NK化成特14号(10㌃当たり40㌔)を2回に分施する。施用時期は、定植後2~3週間後と、頂花蕾が見え出したころである。同時に、除草を兼ねた土寄せを行うと効果的だ。

○防除
 コナガ・アブラムシ類の防除として、アディオン乳剤(2000倍・3日前まで・5回以内)を散布する。(富田川営農室・阪井正道)

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