JA紀南広報誌

2009年9月号p28-03

2008年9月号もくじ

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ようこそ熊野へ  

 ようこそ熊野へ。7月7日の七夕の日、谷村新司が熊野へやって来た。やって来たというよりか私にしてみれば、よく来ていただいたこんな田舎へ、である。
 私は6615円を払ってチケットを購入。たまたまもう一枚、他からチケットをいただいたので、姉を誘って出かけた。娘曰く、「一枚お金を払って損したね」。いえいえ、私にとってはそういう問題ではない。お金を払って行って代金分楽しむ、それがファンであることなのだから。
 そもそも私が谷村新司のファンとなったのは、高校生だった、アリス結成約2年のまだ売れていない頃からで、ちょうど深夜ラジオの「セイヤング」で谷村新司がDJをやっていた頃のこと。かれこれ三十ウン年。私も年を取ったが、谷村新司も年を取った。そういえば主人の髪型も谷村新司を追い越さんばかりの勢いだ。
 8年くらい前だったか、前回のアリス復活ライブで大阪に出かけた。その時のコンサートがDVDになった。その客席の中に私も映っている。そのDVDは私の宝物であるが、家族にとっては笑いのタネそのものでしかない。
 若い頃の私は音楽を部屋でじっくり聞いたが、この頃は生活の中のBGM的な聞き方をしている。家事をする時、納屋で選果をする時、車を運転する時等で生活の一部のようなもの。なんというかその声の波長が私に合っているし、歌詞も曲も自身が書いているのがほとんどなので直接気持ちに入ってくる。
 好きな曲は「遠くで汽笛を聞きながら」とか「ジョニーの子守唄」などで、最近では〝田舎にとまろう〟のエンディングテーマ「ココロノジカン」もよく聞く。これを聞くためにテレビのチャンネルを合わせていたこともある。
 皆さんもよく知っていると思うけどアリスの頃はテレビにたくさん出て、以来ずっとアルバムも出している。アルバムは、その時々の自分の思い出と重なり、私の大事な財産でもある。
 さて、熊野の公演の方はといえば、梅雨のど真ん中の野外という無謀ともいえるものであったが、少し雨が降った程度。熊野本宮大社の社殿という神聖な場所で空気感も違う。
 演奏は打楽器だけのものであったが、テレビでは味わえない、谷村新司のオーラとか、包み込んでくれるようなあたたかさとかが感じられ、普段のコンサートでは味わえないホント魅力的なものだった。
    (秋津支所管内)

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