JA紀南広報誌

2009年9月号p23-02

2008年9月号もくじ

画像の説明

子どもに食の大切さを  

田辺ブロック秋津川支部 藤山雅子
 あなたのお子さんは、魚がどんな形をしているか知っていますか? レタス、キャベツ、ハクサイの区別はつきますか?
 「何を当たり前のことを言ってるの?」と思われるかもしれませんね。でも今の子って、知らなかったりするんですよ。何を隠そう、兼業農家である我が家の長女がそうでした!
 娘が高校生のときの話です。「わたしサバとアジの形の違い分からん。レタスとキャベツ、ハクサイの区別も微妙やわ~」。うちは農家なのに…とショックを受けたことを記憶しています。
 私は19歳で結婚してから、義父・母と同居し、家事、3人の育児と頑張ってきたつもりでした。食卓はいつも、義父母や私たち夫婦が丹精込めて作った自慢のご飯と、野菜でいっぱいです。子どもたちにも新鮮なものを食べさせて完璧!と自負していたのです。
 が、実際子どもが目にしていたものは、私が調理した後のものだけだったのです。これではいけない!と、それからは娘と台所に立って料理をし、一緒に買い物にも行くように心掛けました。
 魚を買う際は原型がわかるよう、丸々1匹買いました。野菜や魚、食について私の知識や経験を伝えていきました。娘が発したあの一言、改めて“食”は大切だ!と気付いた瞬間でした。
 それから7年。私に衝撃を与えてくれた娘も、昨年めでたくお嫁に行き、主婦業を頑張っているようです。今では、魚もおいしく料理をしてくれるようになり、あのころのことが笑い話となっています。
 今春から私はフレッシュミズ部会長という大役をいただきました。梅の農繁期が落ち着き、これからやっと女性会始動!といったところです。フレッシュミズとして何か新しいものをと思考錯誤中です。
 その中で、実体験を踏まえ、食の大切さを伝えることは、私たちJA女性組織の大切な役割ではないかと考えるようになりました。特に子どもたちに対してはきちんと発信していきたいと、強く思っています。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional