JA紀南広報誌

2009年1月号p27-04

2009年1月号もくじ

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過ぎゆく なつかしい時代  

白浜ブロック白浜支部 永田 志津子
 主人と結婚して、あっという間の38年。子どもたちは自立して、孫も4人になり、なりたくないと思ってた「おじいちゃん」「おばあちゃん」になってしまった。「いつまでも若くありたい」と思っても、時は過ぎてゆく。
 子どもたちが小さい頃は、仕出屋さんで弁当作りをしたものだ。育ち盛りの男の子3人、主人の分、毎日一升のご飯を炊いた。ちょくちょく実家の母が、野菜を届けてくれた。
 野菜は少し虫が食ってきれいではない。農薬を使っていない証拠である。サラリーマンの家庭にはありがたかった。その畑が大好きな母も、今では87歳。元気である。
 私の子どもの頃は、父母の口癖は、「人に迷惑をかけるな。人のふり見て、我ふり直せ」であった。父母は自分自身にも厳しかった。懐かしい思い出です。
 今の時代は何があっても他人事のように傍観している心が淋しすぎる時代である。「人を創り、人を育てる『心』一切は人で決まる。人の心が変われば時代も変わる」とは、ある桂冠詩人の言葉である。
 ガソリンも一時は73円、今は114円になった、変化、変化の時代。家庭生活を応援してくれた母に感謝をする昨今である。一日でも長く元気であれ、そして、私も今、母がしてくれたことを、息子、嫁に孫へ伝ねば。そう思う「心」を一つでも忘れない様に隣近所仲良く暮らしたいと思う近頃です。

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