JA紀南広報誌

2008年10月号p26-01

2008年10月号もくじ

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こむら返り  

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 朝起きたときや運動のあとなど、急にふくらはぎの筋肉がけいれんを起こし、つってしまうことはありませんか。激しい痛みが起こると、あまりの痛さについ声を上げてしまうほどですが、これを「こむら返り」と呼んでいます。
 こむら返りが起こる原因として、一つは十分な準備運動をしないで、急に走ったり泳いだりすることが挙げられます。この場合は、動くのに必要な酸素がすぐ筋肉に行き渡らないために急に筋肉が疲労を起こし、けいれんします。例えていえば、ガソリンを供給していないのに、エンジンを動かすようなものです。
 二つ目は、筋肉の疲労、つまり使い過ぎです。筋肉の運動によって、乳酸などの疲労物質が次第に蓄積されることによります。
 三つ目は、発汗や食事内容により、体内の電解質のバランスが崩れ、筋細胞内のカルシウムやカリウムが減少してくることによります。
 こむら返りが起きたときは、応急処置として過剰に収縮した筋肉を伸ばします。それには、手でつま先を持ち、足の甲をすねの方へ近づけるように足首を曲げ、しばらくその状態を保ちます。周囲に人がいる場合は、足首が曲がるように足の裏から上半分を数分間押してもらいます。
 こむら返りがよく起きる人の予防法としては、ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチが有効です。それには、片方の足を前に大きく踏み出し、両手を太ももに置き、重心を前に出した足に移動します。かかとは両足とも上げません。反対側も同様です。就寝中にこむら返りを起こしやすい人は寝る前に、運動中に起こりやすい人は運動前に行いましょう。

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