JA紀南広報誌

2008年10月号p20-02

2008年10月号もくじ

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初心に返って……  

 昭和53年に入組して30年が経ちました。長年、販売部門を歩んできて、途中3年間、新庄支所でお世話になりました。再び販売部に戻った後、今年4月に秋津川支所へと着任しました。
 田辺市秋津川は、私が生まれ育った土地ですが、事情により上秋津へ移り住んで20年。ひと昔前のことで、地域の皆さんのお顔を思い出すのがやっと。なじみの同級生とは久しぶりにゆっくり話ができ、楽しいひと時にもなります。
 私は、支所活動が職員にとって仕事の原点であると思います。日々、組合員との日常会話が十分でないと、お互いの意思疎通がなされず、こちら本位の考えばかりとなってしまうからです。
 JAでの仕事も残りわずか。自分の仕事を見直し、初心に返って取り組んでみようと考えました。
 4月、秋津川支所に着任してすぐ生産者の方と梅の話をしますと、次第に不機嫌な顔に…。私としても、今まで直接の責任者であり、特につらい場面でした。
 そんな状況で、集荷場の荷受担当にはいろいろと頑張ってもらいました。
 私の考えは、なぜか、担当者にばかり命令していたような感じがします。荷受の時、「ものを見れ」「悪いものははっきり注意しろ」「販売状況を掲示し、説明して情報を伝えろ」など。
 加工用の拾い梅の荷受けについては、夜7時まで行いました。部会長にお願いして、加工梅の出荷協力のため生産者を昼間に集め、出荷のお願いをしました。
 梅に関する情報は、いろんな情報がデマとなって伝わる場合があるので、「集荷場の掲示板、または私に尋ねてください」とのお願いもしました。
 これらの行動を起こして、少しはお役に立てたのか…。しかし、出荷について、生産者と販売部が互いに分かり合え、状況が伝わっていると思ったのは、思い違いでした。荷受け場で生産者に状況・情報をどのようにすれば伝えることができるか。日頃からの会話や接し方などで、相互に信頼関係を築くことが重要だと思うのです。
 支所機能再編も進んでいますが、支所が金融・購買事業としての場以上に、組合員の組織結集の場として存立していることが、今後の農協事業を運営する上で大事だと思います。
    (秋津川支所・梅木義徳)

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