JA紀南広報誌

2008年10月号p06-01

2008年10月号もくじ

紀州田辺うめ振興協議会
梅ジュースなど加工法を伝授
過去最多の全国47会場でPR  

画像の説明

 JA紀南と田辺市でつくる紀州田辺うめ振興協議会(会長=真砂充敏田辺市長)は、4月5日から6月24日まで、全国の消費地で漬け梅講習会を行った。今年は47会場で2613人を対象に行い、過去最多の開催となった。
 梅加工講習会は、産地で養成した漬け梅講師が消費地へ出向き、消費者やバイヤーなどに梅ジュースや梅酒、梅干しの作り方を伝授するもの。講師は紀南栄養士会や田辺市の秋津川振興会のメンバーが務めている。
 一昨年から2年続きで青梅の販売価格が低調だったことから、今年は講習会の回数を拡充。昨年の36会場、1980人を大きく上回る実績となった。
 県農連東京事務所が講習会に参加した消費者から集めたアンケートによると、年齢層は、市場内での開催は60代が多く、スーパーや量販店などで開いた講習会には30代の子連れの主婦が多いことが分かった。
 梅の加工経験については、年齢層が若いほど少なく、店舗での講習会開催を強化していく必要性があり、協議会では、得られたデータや消費者の声を参考にして来年に生かしたい考えだ。
 8月11日、JAの営農生活本部ふれあいセンターで開いた反省会には、田辺市やJA、県農職員、紀南栄養士会ら14人が出席。今年の青梅の消費動向や講習会の状況について意見を交わした。
 現場で講師を務めた紀南栄養士会からは、講習会の手応えについて「毎年PRしていても、加工の仕方を知らない人が多い」「小学校の食育として梅の加工を広めていくべき」「講習会を行うと必ず青梅を買ってくれる」といった感想があった。
 JAからは今年初めて結成した「梅宣伝隊」について、40人がスーパーなどで青梅販売を行ったことを報告。生産者らが消費地でPRする意味合いと効果が大きいことから、来年度はさらに取り組みを強化していくことを伝えた。
 協議会では「青梅は加工しなければいけないことから、あの手この手で多くの消費者に失敗しない簡単な方法を伝えることが必用だ。梅酒や梅干しといった従来の方法以外の新しい梅の加工方法も考え、消費の拡大をはかっていきたい」と話している。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional