JA紀南広報誌

2008年10月号p04-01

2008年10月号もくじ

8月中に1万タル集荷

紀州梅のブランド維持へ
格外品の特別荷受け実施  

画像の説明

 JA紀南では、梅干しタル製品の「格外品」が原形のまま「紀州梅干し」として出回るのを抑制しようと、生産者から格外品原料の確保に努めており、「紀州梅ブランド維持のため、取り組みの趣旨に賛同してほしい」と理解を求めている。

 中国製冷凍ギョーザ事件以降、消費者による中国産離れは梅干しでも同様に起き、安い下位等級の紀州梅干しを代替品とするケースが増えた。その結果、格外品などの梅干しが全国の量販小売店で「紀州梅」として販売されるようになった。
 この状況にJAは、「消費者に対して紀州梅のイメージダウンを招き、ブランド価値を低下させる恐れがある」との危機感を持ち、生産者から格外品の買い付けを進めた。
 8月16日から9月27日の土曜日には、中芳養、上秋津、三栖の3カ所で特別荷受けを実施。8月末までに約1万タルの格外品を集め、今後、原形をとどめない梅肉やペースト等の原料として加工する。
 受け入れ価格は、1タル(10㌔)当たり、果肉のあるものについては4000円、小玉で果肉が少ないものは3000円。いずれも水浸処理を行った場合は400円、さらに集荷先への持ち込みの場合、100円を上乗せする。
 JAでは「格外品の高騰は一時的に農家所得の向上につながるが、将来的には産地として喜べるものではない。産地として、またブランドとして恥ずかしくない品質に向け、生産者の所得向上のために製品の販売促進をできるよう取り組んでいきたい」としている。

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