JA紀南広報誌

2005年8月号p30-03

2005年8月号もくじ

野菜の出し物ズラリぎおんさんの夜見世  

画像の説明

 田辺市新庄町名喜里で7月13日、この地区に江戸時代中期から伝わる行事の「ぎおんさんの夜見世」があった。参道沿いの民家には今年も、手作りのユニークな出し物が並び、多くの家族連れらで賑わった。
 この夜見世は、現在は地区内の大潟神社に合祀された祇園社の例祭の宵宮として行われている。昭和63年には田辺市の無形民俗文化財に指定された。
 今年はJA新庄支所近くの名喜里橋から大潟神社までの約400㍍の参道に面した民家29戸に出し物が展示されたほか、地元幼稚園児や小中学生の作品も広場などに多数並んでいた。
 出し物は毎年、おとぎ話や伝説、縁起物、ニュースなどの話題をテーマに、野菜や花、葉や種、家庭用品などで創作される。
 時代を反映し、5市町村の合併で誕生した新「田辺市」を祝う物、愛・地球博のモリゾー&キッコロ、世界遺産の熊野古道などの作品が見られた。
 夜見世に出品を始めて40年になるという熊代敏男さんの今年の作品は熊野古道と那智の滝がテーマ。「野菜はすぐにしなびるので当日昼から飾り付ける。毎年違う物にするのはたいへんだが、今後も出し続けたい」と話していた。

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