JA紀南広報誌

2005年8月号p28-01

2005年8月号もくじ

戦艦ミズーリ公開  

 「真珠湾攻撃」で知られるハワイのパールハーバーですが、ここには戦艦アリゾナ、潜水艦ボーフィン、戦艦ミズーリという3つの見学場所があります。戦後60年、今回は日本の歴史とも関係の深い戦艦ミズーリの歴史を紹介します。
 日本人にとってミズーリは、東京湾で太平洋戦争の降伏文書の調印式が行われた戦艦として有名です。その後、米海軍の旗艦として多くの任務につき、近年では対イラク戦争の会戦を告げる1発目の大砲を発射した戦艦で知られます。
 そのミズーリが、博物館として一般公開されているのです。艦内も一部も公開され、団体客は戦闘司令室なども見学できます。日本の降伏文書が調印された場所には、記念のプレートも埋め込まれています。
 ミズーリの右舷後部にあるわずかな「へこみ」は修理されず残っています。これは、太平洋戦争の沖縄戦で日本の神風特攻隊が突っ込んでできたものです。

画像の説明

 この特攻機は鹿児島を飛びたち、沖縄沖で弾幕をかいくぐりミズーリに突っ込みました。しかし、搭載した爆弾が爆発せず、右翼が折れ後部砲塔付近にまで飛び、翼内の航空燃料が飛び散って火災になりました。消火作業の後、パイロットの遺体も発見されました。
 ミズーリの艦長は、特攻の若いパイロットの勇敢さをたたえ、遺体に警護兵を付け日本海軍旗も作り、翌日に軍隊の形式通りに水葬を行って、冥福を祈ったとのエピソードがあります。
 ハワイに行かれる方は新しいオプションの「ミズーリツアー」にご参加ください。JA旅行センターでは、JALパックなどのパックツアーも多く取り扱っていますので、どうぞお問い合わせください。

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