JA紀南広報誌

2005年8月号p20-01

2005年8月号もくじ

収量は4千本見込む盆前にホオズキ出荷  

日置川町・本田廣子さん  

画像の説明

 【大辺路営農室】日置川町口ヶ谷の本田廣子さんはホオズキを栽培して8年目になる。今年も8月初旬の収穫を前に畑は鮮やかなオレンジ色に彩られた。
 ホオズキは主に仏事用や観賞用として用いられるナス科の植物で盆に最も需要が多くなる。
 本田さんは自宅前の5㌃の畑で栽培しており今年は約4000本の収量を見込む。栽培面では「樹勢を維持しながら実をつける栄養面と生殖面のバランスをとるのが難しい」という。
 施肥などで樹勢を強くしなければならない反面、多雨などで肥が効き過ぎたりすると、花が落ちて実が成らないこともあるためだ。
 今年の生育も7月上旬までは順調だったが、その後白絹病にかかり3分の1以上が枯れてしまった。本田さんも「前の年の株に病原菌が残っていた可能性がある」と分析。「手間は要るが自分で種を採って苗を育てることも視野に入れないと」と対策を考えている。
 ホオズキの実の鮮やかなオレンジ色は、植物成長調整剤のエスレルを収穫20日前に散布することで促進する。その際に上部2割は散布せず、緑色のままにしておくのが出荷の規格になっている。
 1本に12以上の実がついたものが秀品で、5本ずつ結束して出荷する。盆前に名古屋で開かれるホオズキ市に合わせ収穫は2日間のみに集中させている。
 本田さんは「栽培は難しい面があり出荷も手間がかかるが、おもしろいとも思える作物だ。病気でやられても、来年こそはとの気持ちでがんばって作っていきたい」と話している。

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