JA紀南広報誌

2005年8月号p16-02

2005年8月号もくじ

あなたもチャレンジ  

ホウレンソウの育て方  

 9月に入り、朝夕に涼しさを感じるようになると、ホウレンソウの種まきの適期です。ホウレンソウは生育が早く、育て方も簡単なのですが、意外と失敗が多いという理由は、畑の土壌条件が不適だからです。
 ホウレンソウは酸性土壌にたいへん弱く、また排水不良になると根腐れを生じやすい野菜です。そのため栽培予定地はなるべく早めに前作を片付け、畑全面に完熟堆肥(ヤシガラ、腐葉土で代替可)と消石灰(苦土石灰でも可)をばらまき、15㌢くらいの深さによく耕しておくようにします。
 9月は台風シーズンで雨も多く、低湿地では特に畑の排水を良くするように心がけてください。
 種まきにあたっては、まずまき溝を掘ります。そこに少量の化成肥料と油粕を元肥としてばらまき、4~5㌢の厚さに土を覆い、溝の底面がきれいに平らになるようにクワを細かく動かしてまき溝を作ります。
 底面にデコボコがあったり、深い溝や浅い溝があったりすると、発芽がそろわず、降雨で水たまりが生じたりして、発芽後の生育も不ぞろいになります。ひどい場合は立ち枯れが出て欠株になることもあります。
 種まき後の覆土は1~1・5㌢の厚さにし、軽い土壌の畑では、覆土した上をクワの背中で軽く鎮圧しておくと、きれいにそろって発芽します。
 激しい降雨の後は、肥料が流出し畑の表面が硬くなります。雨があがり作業ができるようになったら、畝の間に化成肥料をばらまき、軽く中耕して土壌中に空気と栄養を送り込みます。

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